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こんにちは！「全国書店員が選んだ一番売りたい本！2016年本屋大賞」が今年も発表されましたね。

書店の店員が一次投票の後、二次投票では、ノミネート作品をすべて読んだ上でベスト3を推薦理由とともに投票する形で投票されました。書店のプロの店員さんは、純粋に『面白い』本を平積みにしたい方ばかりなので、他の〇〇賞とは違った、読書家の方には実用的な”賞”だと思います。

今年の大賞は、宮下奈都さんの『羊と鋼の森』です。受賞と同時に早速、オリコン週間本ランキング１位になりました。この本は、初版が僅か６５００部で、今週は９．６万部売れたので、この賞の影響は本当にスゴイですね。

この本は、「ピアノの調律」の音色に魅せられた1人の青年が調律師を目指していく小説ですが、これだけ賞で話題になったり、王様のブランチ等でオススメされると興味が湧きますね。

読み終えたら、静岡市内のブックオフにお売り下さい。丁寧に査定致します。

2016大賞：『羊と鋼の森』宮下奈都 文藝春秋

②『君の膵臓をたべたい』住野よる 双葉社

③『世界の果てのこどもたち』中脇初枝 講談社

④『永い言い訳』西川美和 文藝春秋

⑤『朝が来る』辻村深月 文藝春秋

⑥『王とサーカス』米澤穂信 東京創元社

⑦『戦場のコックたち』深緑野分 東京創元社

⑧『流』東山彰良 講談社

⑨『教団X』中村文則 集英社

⑩『火花』又吉直樹 文藝春秋

翻訳小説部門

2016①：『書店主フィクリーのものがたり』 ガブリエル・ゼヴィン 小尾芙佐（訳）早川書房

②『紙の動物園』 ケン・リュウ 古沢嘉通（訳）早川書房

②『国を救った数学少女』 ヨナス・ヨナソン中村久里子（訳）西村書店

③『服従』ミシェル・ウェルベック 大塚桃（訳）河出書房新社

③『歩道橋の魔術師』 呉明益 天野健太郎（訳）白水社

 
過去の受賞作品を見ると、この賞でブレイクされた方も多いですね。

翻訳部門のタイトルも気になります。

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