2018年2月3日
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【ベリー便利なスマホ豆知識⑲】
こんにちは！今回はバッテリーが劣化したiPhoneのシャットダウン防止の為、意図的に性能を落としていた問題についてです。
Appleは、バッテリーの劣化した一部iPhoneに対して、パフォーマンスを抑止する処理を行っていたのが判明して、世界各国でブーイングを浴びました。これは突然のシャットダウンを防止する為の処置でしたが、ユーザーに多くの誤解を与えてしまいました。
問題となった対象iPhoneは、iOS 10.2.1以降のiPhone6、iPhone6 Plus、iPhone6s、iPhone6s Plus、iPhoneSEと、iOS 11.2以降のiPhone7、iPhone7 Plusです。世界的に不満の声が上がった為、さすがのアップルも謝罪文を発表して、上記対象となるiPhoneのバッテリー交換費用を減額するサービスの発表をしました。
今回Appleが発表した「iPhoneのバッテリー交換プログラム」ですが、2018年の12月末まで、iPhone本体の保証と、AppleCare+による延長保証期間内であればバッテリーの無償交換、保証期間が過ぎていても、iPhone 6以降のバッテリー交換費用を通常の8800円から3200円に大幅値下げするという内容です。
実際にバッテリー交換をされる方が多くなりそうですが、バッテリー交換の前に、iPhoneをPCにつないでiTunesを使ったバックアップをオススメします。（iCloudでもバックアップはできますが、無料版iCloudでは容量が足りないです）ただし、一部のゲームアプリなどはバックアップでデータが保存されない場合もありえるので、重要アプリは、アプリ内の説明書を確認しましょう。
今回のバッテリー騒動ですが、AppleでCEOを務めるティム・クックが、「iPhoneの性能低下はiOSの次期アップデートでオフにできる」と発言しています。ただし、性能低下処置のオフ機能をオンにするとフル性能が発揮できるかわりに、不意のシャットダウンのリスクも生じるので、あくまでも機能をつけたのみでオススメはしないそうです。でも、実際に古い機種がどのようなパフォーマンスになるのか気になりますね。古いiPhoneを使っていて、文字入力がカクカクな方は注目しています。
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